エッセイ参考作

『美人』

この世に、誰しもが認める美人は存在しない。
この世に、誰しもが軽蔑する醜い女も存在しない。
この世に存在するのは、男の欲望だけである。
男の欲望は、目の前の女を美しきものか、醜いものか判断し、個人のものにする。
すなわち、美人は個人のものであり、醜い女も個人のものである。
だから、この世に、万人が認める美人はいない。

今日、僕は、君を「美しい」と言った。
今日、僕は、君に触れた。
今日、君は、「美人」になった。
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